読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヤマハの2017年版YZR-M1はウイング内蔵

ヤマハは2017年のはじめのテストで、ウイングが内蔵されたカウルを持ち込んできた。

 

昨年の2016年までは、外付けのウイングが大流行。その要因としては、共通ECUによって細かいセッティングが出来なくなったため、ウイングを付けてダウンフォースを作り出し、ウイリーを防止する役割を持たせたのだ(たぶん)。(それまでは、コンピューターの細かいセッティングによってウイリーを最小限に抑えることができた。)

 

しかし、外付けのウイングに問題点が指摘されるようになった。転倒したときとか、ライダーに当たったら危険というのだ。確かに時速300㎞で走っているマシンのウイングが当たったらと思うとゾッとする。そこで、ウイング禁止にしようとなって、今年の2017年からは禁止となった(本当に危険だと思うなら、即刻禁止にするべきだと思うんだが)。

 

そこでヤマハが考えたのが、カウルに内蔵しちゃおうっていう発想。これなら、危険じゃないよねっていうこと。外付けのウイングほどの効果は無いというが、無いよりあったほうがいいのは確実。テストでビニャーレスがトップタイムを出したのが、それを証明していると思うよ。

そして実は、ドゥカティも似たようなウイングを持ち込んでたんじゃないかって話だけど、誰も確認できていないみたい。

 

それに比べ、ホンダはウイング禁止となって安心していたのか、エンジンの開発でそれどころじゃなかったのか、空力に関しては特にサプライズはないようだ。

というか、テスト最終日にマルケスが2番手タイムを出したものの、電制システムがうまく機能していないようで、ウイングどころじゃない感じ。今年のホンダも苦労しそうだ。

 

それとスズキのイアンノーネも調子がいい。乗り難いというドゥカティから、バランスは抜群のスズキに移籍して、あまりの乗りやすさ驚いてるんじゃないだろうか。スズキは昔からバランスのいいマシンづくりをしてきてるからね。乗ったことないから知らないけど。雨で速いのはバランスのいい証拠だと思うことにしているのだけれど、スズキは雨で速かったもの。

ドゥカティでは転倒ばっかりしてたイアンノーネだけど、乗りやすいスズキのマシンになって転倒が減るかもしれない。そうなると、ほかのメーカーの調子次第では、タイトル争いに加わってくる可能性もある気がしないでもない。

 

そんなこんなで、外付けウイングは禁止されたけど、新たな空力戦争が始まったようだ。